【カナダ】日本と世界をつなぎ、世界で強く楽しく生きる!
Yuzuさん
期間 | 2022年1月〜 |
都市 | バンクーバー/カナダ |
学校 | SELC |
留学当時 | 大学生 |
Q1. 留学を決めた理由・きっかけを教えてください
留学を考え始めた2020年は、コロナ禍で思うように音楽大学の活動ができず、自分の人生について深く考えることが多くありました。自分に誇れるスキルが音楽しかなかったことから、目指したい就職先や、本当に自分がやりたいことを見つけられていない自分に焦りのようなものを感じていました。 ある日、友人のインスタグラムでアメリカで外国の友達と楽しそうに生活しているストーリーを見つけて衝撃を受け、すぐにダイレクトメッセージをしてアメリカに短期留学をしていることを教えてもらいました。 二十年間音楽しかしてこなかった私は、センター試験すら解いたことがないような中学レベルの英語力でしたが、新しい世界を知ってみたい、知らない自分と出会ってみたい、自分を未知の世界に放り出して、一人で生きていく根性と社会力を養いたいという微かな期待と希望から、両親に内緒で東京の留学エージェントを回り歩きました。 自分の人生をどう生きたいのかを深く考え始めたことが、留学を決めたきっかけだと感じています。
Q2. 渡航先を選んだ理由を教えてください
候補にはアメリカ、オーストラリア、カナダがありました。 オーストラリアの気候は暖かく、第一候補でしたが、当時コロナ禍でロックダウン中だったため断念しました。アメリカにはかっこいいイメージがあり、芸術が好きだったこともあり留学してみたいという気持ちはありましたが、物価の高さや安全性を考慮し候補から外すことにしました。 消去法で残ったカナダでしたが、母の好きな赤毛のアンの舞台であることや、比較的住みやすい気候と治安の良さ、そして現地の人たちが優しいらしいという情報を知り、カナダへの留学を決めました。
Q3. おすすめの観光スポットを3つ教えてください
ガスタウン
バンフ国立公園
イングリッシュベイ
Q4. 1日のスケジュールを教えてください
7:00 起床
9:00〜13:30 学校
14:00〜15:30 宿題など
16:30〜21:30 アルバイト
23:00 就寝
Q5. 留学中一番印象に残っている出来事は何ですか?
カナダに留学に来て半年後のESLの卒業式です。 入学したての頃は英語が全く聞き取れず、一番下のクラスだったのに、卒業時にはたくさんの友達に囲まれて、一番上のクラスで卒業することができました。 ESLを離れる寂しい気持ちと、たくさんの友達に拍手をもらえている嬉しさ、そして半年間積極的に頑張ってきた自分への誇らしさなど、たくさんの気持ちが入り混じった最高の瞬間でした。 語学学校は、”英語を学びに自分が生まれた国とは違う国で学ぶ決断をした”という、言うなれば同じ志を持った人たちと多く出会える場所です。 たとえ英語力がなくても、コミュニケーションを取りたい、仲良くなりたい、という思いは伝わり、その思いと行動こそが、英語力向上に大きく繋がることを知りました。 留学中の全ての日々が印象的で、刺激的でした。
Q6. 留学中大変だったことは何ですか?
仲の良い友達と、深い話ができなかったことです。 留学3ヶ月目くらいには、クラスメイトや友達とコミュニケーションが取れるようになっていましたが、ある日、歳下のブラジル人の友人から、学校に好きな人がいる、と相談を受けましたが、言いたいことがたくさんあるのに言葉に出来なかったり、友達の言っている内容が聞き取れず、とても悔しく無力を感じたことがありました。 また、仲の良いグループで遊びに行った際にも同じようなことが多く起こっていました。 話についていきたい、同じ立場で楽しみたい、という気持ちから、学校で習った文法や単語以外にも、日々の生活で身近な人たちが使っていた表現などを記録して、毎日勉強していました。 必死で少し大変ではありましたが、良い思い出の一つです。
Q7. 留学された学校の良かったところ、悪かったところは何ですか?
ESL
良かったところ
・アクティビティが多くあった
・アットホームな雰囲気で友達を作りやすかった
・英語オンリーポリシーがあり、英語力向上に役立った
悪かったところ
・下のクラスで留まってしまうと日本人が多く怠けてしまいがち
College
良かったところ
・実践的な内容を英語で学ぶことができる環境だった
悪かったところ
・クラスによっては日本人が多く、ESLほど徹底された英語環境ではなかった
Q8. 留学をして良かったこと、成長したと感じることは?
自立した精神と根性を養えたことは、留学に来て良かったと感じることの一つです。 留学中は、甘えられる家族や友人がいない中、たった一人の力でコミュニティーや英語力、住居や食料など、たくさんのことをを獲得し、強く生きていかなければなりません。 日本に住んでいた頃は独り暮らしさえしたことがなかったので、大変なことも多くありましたが、留学に来たことで人間として大きく成長できたと思っています。 また、さまざまな国の人と関わっていく上で、それぞれの国の文化や考え方を知ることができ、自分自身の価値観に大きな影響を与えてくれました。 そして、意外にも、カナダで生活していくことで、自分の国の文化や環境、歴史に誇りを持つことができました。 自分たちが思っている以上に、日本人、日本製品、日本の娯楽や文化は、世界の人々に信用され、愛されています。異国で生活することで、日本人である私も、日本の良さを違う角度から知り、再発見することができました。 日本に住んでいるだけではわからない、守るべき文化や素晴らしい国民性にも気がつくことができました。 実は日本に住んでいた頃は自分の国があまり好きではありませんでしたが、今はとても大好きですし、だからこそ見えてくる改善点や悪い風習、環境や失われつつある良い文化にも具体的に目が向くようになりました。
Q9. 今後の目標や夢を教えてください
今後は、ネイティブの人たちと問題なく日常生活ができるくらいの英語力を身につけながら、英語の本や会話から色々なことを学びたいです。 そして、日本に住んでいる、海外に出たことがない若者や子供たちに、経験と学んだことを広くシェアしていきたいと思っています。 世界で強く楽しく生きる、日本と世界をつなぐ、そんな日本人になりたいです。
Q10. 最後に、留学を悩んでいる人へメッセージをお願いします
私は、留学に来て、大きく人生が変わり、成長することができました。 SNSが広く普及している時代で、もちろんスマホやテレビでも海外の様子を知ることや、英語学習をすることは可能ですが、日本を飛び出して、実際に自分の肌で感じてみないとわからないことが数え切れないほど多くあります。そしてその経験は、ただ画面から感じることとは大きく違って、自分自身にに大きく影響します。 もちろん、金銭面の問題や仕事や学校など、留学をしない決断をする要因は多いと思いますが、自分の心に向き合って、ぜひ、挑戦してみてください。
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